ほんとは試験が終わった翌日22日に観に行きたかったのですが諸事情あり、27日に観てきました。
一言でいうと「最初からクライマックスで、ガンダムで終わった」ですね。
結構綺麗にまとめて収束したなと言う感じです。
観点ごとに振り返ってみましょう。
以下ネタバレも含みますのでご注意を。
ストーリー
前作Refrectionからの続きという事で、主人公なのはの語りによる登場人物の紹介がさらっとあり、いきなり戦闘。まぁ完全に前作は「これから砲撃をぶっぱなしに行こうか!」というところで終わったので戦闘にすぐ入るのは当然なんだけど。
本当に最初からクライマックス!という事でフォーミュラモードになったなのはさんがユーリに対してガンガン攻めます。レイジングハートとの掛け合いも良いよね。「良いニュースと悪いニュースとありますがどちらから聞きますか?」って完全にアクション映画のノリです。そこらへんも楽しい。
イリスとユーリの確執が徐々に明かされていき、惑星復興委員会だったかな?の所長が回想に出てきます。山寺宏一さんが声を充てて「なのは作品に出るのは初めてだよなー」とか思ってたらまんま黒幕だったww
あと王様・シュテル・レヴィが猫だったのが驚き。もともと猫だったけど闇の書によりマテリアル化させたという話。そうやって繋げるのか・・!と驚きました。
最後は宇宙での戦闘になり、最終戦闘後になのはさんがボロボロになって宇宙を漂ってるところで「まんまガンダム・・・!」と思ってました。やっぱり主役機・主人公が最後の戦闘を終えてボロボロになって宇宙を漂うのは浪漫ですよね・・・。
劇場公開後のキャラ間のやりとりによると、なんとこの時なのはさんは右腕を消失していたらしい・・・本当にボロボロだった。
今回新規のキャラクターにスポットを当てるだけでなく、しっかり主役であるなのはの心情を掘り下げていたのがポイントですね。今まで人を助ける事で自分を確立していたからあれほど無茶を繰り返していたのかと。泣かせられますw
キャスト
さっきも書きましたが「山寺宏一」さん演じる所長が秀逸。渋めな声で回想だけに出すのは豪華だなーと思ってたら根幹に関わってたw 優しい声音だけど恐ろしさも含んでる感じ。ピッタリな役柄だったと思います。
メカ
フォーミュラモードはやっぱり浪漫よね。メカの合間から発行するのはほんとに表現として秀逸だと思う。これをぐりぐり動かすのは変態だわ。(誉め言葉です)
残念なのはセットアップのアニメーションがひとつも無かった所かな。特にフォーミュラのパーツはどんな風に構成されるのか気にしていただけに無かったのはちょっと残念。
音楽
水樹奈々さんの劇中歌が始まると昂ぶりますよね。田村ゆかりさんの劇中歌もあったかな?ゆかりんには珍しくアップテンポな曲が使われてたと思います。
総括
今作はPSPのゲーム2作品をうまく繋げつつ収束しました。フローリアン姉妹・王様達はエルトリアで過ごしてHappyEndという事に。なのは達も小学校卒業という事で、StrikerSへ繋げられるのかな?という終わり方でもありました。
さてはてStrikerSをやるとしたら2部作にするのかまとめて1作にしてしまうのか気になるところですね。ともあれDetonation、楽しめました。細かなところはコミック版で補完されるらしいのでそちらも楽しみですね。