近くの書店で見つけたので、買ってしましました。小説読むのは久々な気がする。
映画の感想はこちら。
映画観た後なので、映像を思い浮かべながら読めます。映画の後半は展開に少しついていけない部分があったのですが、小説だとじっくり追いかけることができました。
ストーリー展開もまったく一緒で、最後に少しオリジナルのシーンが追加されてます。なので、映画での余韻をまた味わえる不思議な感じです。
あとはルカと両親とのやり取り・心情が丁寧に記載されており、千年生きるとはどういうことか、その間ルカ達はどう思って生きていたのかが書かれています。何の為に生きるのかとか、精神的な成長は無く記憶が鮮明に残ってしまうとか・・。(映画だとさすがにそこまで掘り下げるのは難しいでしょうしね・・・)映画での疑問点を補完できるので良いですね。
注意点としては挿絵がひとつも無いことでしょうか。扉絵に登場人物紹介があるけど、その後は挿絵はゼロです。そのため、映画観る前にこの本を読むとどうかな・・・少し描写不足を感じるかもしれません。(でも映画のノベライズって挿絵無い方が多いかな)
2時間くらいで読了しました。ターゲットが小学生を主にしているのか全ての漢字にルビが振ってあり、文字も大き目です。さくっと読めるので、映画を観て小説も気になるなーって人にはお勧め。
これだけひとつの作品を堪能したのは久々かもしれない。