アドラー心理学を、対話形式で紹介していく内容です。
最初はとっつきにくかったのですが、半ばくらいから読みやすくなってきました。
人生の意味は自分自身が与えるもの、今この瞬間を生きる など言葉が並んでいます。
こういった自己啓発の書籍ってひとつひとつ説明していくだけになりがちなのですが、本書は対話形式で具体例や反論をその都度織り交ぜているのが特徴です。
過去自分も休職に至る過程で「人に嫌われたらどうしよう」と凄く対人関係に臆病になっていた時期がありました。自分の発した言葉により、相手がどう受け止めるか?はある程度予想はできたとしてもどうなるかは発してみないとわかりません。
相手がどう感じるかはこちらでコントロールできることではないので、その点は責任を持つ必要はないと学んでから、自分は少し生きやすくなったのかな?と思います。
ともあれ、良い内容の本だと思います。読みやすいかどうかは人によるのかな?