配信サービスにて1/28公開の映画の配信が始まったので早速観ました。
配信サービスの種類が多くて驚きました。今回はAmazonビデオで視聴。
以下ネタバレの感想です。
8年後の話ということと、予告動画でかなり不穏な雰囲気を感じたので結構暗めでバッドエンド的な話なのかなと覚悟して観たのですが、そんな杞憂を吹き飛ばす感じで凄く面白かったです。以下気になったポイントごとに振り返ってみます。
1.BGM無しでドラマパートが30分ほど続く
最初は誰の視点なんだろう?という感じでドラマパートが進む部分があります。敵も出てこずBGM無しでドラマが進むのは凄くダークな雰囲気で引き込まれました。
飛羽真が育てると決めた陸の手がセイレーンに掴まれた時はめっちゃドキッとしたw セイレーンが初めて出て来てようやくBGMが付いた・・と思います。
2.倫太郎と芽依、結婚してない!
今作はTV本編、その続きの映画ビヨジェネ、のさらに続きのお話です。ビヨジェネで倫太郎が芽依に告白して受け入れそうな雰囲気を出していたので今作でどうなっているのか気になっていたのですがまさか進展していない・・・。あえてくっ付けなかったのだろうと思いましたが「えええ?!」と驚きました。
3.3人揃わない
最後は飛羽真、倫太郎、賢人と揃ってボス的なキャラを倒すのかと朧気ながら思っていたのですが、それぞれが戦って結末を迎えます。
飛羽真は剣士の戦いで父を殺されたとする間宮と、倫太郎は実父と、賢人はかつての恋人を殺されたとする女性とそれぞれ戦います。
4.間宮と陸の関係
父親代わりの飛羽真に育てられた陸、父親を剣士に殺されたと復讐する間宮。実は間宮の父を殺したのは自分で陸=間宮だった!と途中で明かされます。
そこから視聴している自分が混乱してきましたw これが作り手の狙いなんでしょうけど最終的にもそこら辺は明確に明かされることなく結末を迎えます。
5.最後に
エンドロールが始まったときにサブタイトルが「深愛の四重奏」と変わってオサレだなと。剣士の戦いに巻き込まれた人が居たのか、本当かはわかりませんでしたが、親子の愛・恋人との愛は本当だったとするのがメッセージなのかな。
結構明確にされていない謎が多いのですが観ている側に理解を委ねるというスタイル。それでも観終わったときは凄く良かったな・・と感じるのが不思議ですね。
観終わったほかの人と考察を語り合いたくなるような映画でした。
色んな人が考察をブログやTwitterで書いているので、それを徘徊するので暫く楽しめそうです。