2021年3月から始まっていたスーパー戦隊シリーズ、機界戦隊ゼンカイジャーが終わりました。
色々ポイントごとに振り返ってみます。
1.ゼンカイジャーとは?
スーパー戦隊45作品目という記念戦隊。記念戦隊あるあるの過去の戦隊の力を使いつつトジテンドからの侵略を守るため、主人公の両親を探すためにゼンカイザーは戦います。
スーパー戦隊はモチーフを持つのが一般的です。鳥だったり恐竜だったり車だったり電車だったり。今回は「スーパー戦隊」がモチーフ。過去のスーパー戦隊の先輩方の力を使うのですが使い方もぶっ飛んでいるというか。
2.じっくりドラマが進む
1年間じっくり物語が進むのは良いですね。通常のドラマだと1時間1クールだとして10~12話なのですがスーパー戦隊は30分4クール・48~50話くらいあります。おふざけに振り切った話もありますが主軸の話がじっくり進んでるんだなと感じますね。
3.企画当初は居なかったステイシー
企画段階には居なかったけど、主役オーデイションに参加した俳優世古口さんをなんとか起用したい!ということで急遽参入したのがステイシー。世古口さんの中世的なルックスも相まって悲哀さというか孤独感が凄い。47話は必見です・・・。涙無しには見れない・・。
www.toei.co.jp公式の写真を見ただけで涙が出てくる・・・。縦軸のメインストーリーの真面目な話を全部背負ったというかゼンカイジャーにはなくてはならないキャラクターです。ステイシーが居なかったと思うと素人目に観ても物語がピリッとしなかったのでは。
ほんと凄い俳優さんを見つけて物語に組み込んだんだなあと思います。
4.世界の命運をじゃんけんで決める!
今までのヒーロー物って最終的なボスと戦って、倒しておしまいという流れが一般的ですが、今作のゼンカイジャーはなんと世界を作った「神さま」がラスボスの立ち位置。神様とどう決着をつけるのかなと思っていたらまさかのじゃんけん。
普通だったらふざけるな!と思ってしまいがちですが、これまでのゼンカイジャーの世界観だとそれもありだよな・・・と思わせるまで世界観を視聴者と共有できているのが凄いですよね。本当に凄い。
5.皆で他の並行世界へ旅立って終劇
次の3月から始まるスーパー戦隊にも主役の駒木根さんは、何やら怪しげなキャラで続投することが最終回前に発表されていました。そんな前情報もあり最終的にどうなるんだろうとヒヤヒヤしながら観てたのですが、じゃんけんに負けた神様はあっさり引き下がりこれからも世界を大切にしていくと約束して去っていきます。
その後、介人が並行世界へ旅立ちます。本当にハッピーエンドで良かった。
滅茶苦茶綺麗にお話を終わらせたなあという感想しかありません。
6.最後に
これだけ毎週楽しめる番組ってなかなか無いですよね。本当に毎週日曜を楽しみに観ていました。界賊家訓の「面白そうなことには頭から突っ込め!」ではないですが何事も全力全開でやり切るキャラクターだけでなく、それを支えるスタッフがあったからこそのゼンカイジャーだったかなぁと思いました。
本当に1年間ありがとうございました。
そういえば本編終了後に公式Twitterで流れた特報。
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— 機界戦隊ゼンカイジャー (@toei_ZENKAIGER) 2022年2月27日
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(○ V○)キラメキ全開!⚙💎
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特報映像をお届けだカーイ!#ゼンキラセンパイ#焼肉 pic.twitter.com/aCPjnALsvv
焼き肉を奪い合う戦隊って??
本当にゼンカイ脳だなーと思います。こちらも楽しみです。